終了 法泉寺の花まつり(4月8日)
写真掲載いたしました。
今年二回目の花まつりを開催いたしました。
昨年同様に、春彼岸の「ぷれはなまつり」当日の「はなまつり」と二段階に分けての開催です。
多くの方に御参拝いただき、大変賑わいました。
わざわざお時間をお作り頂き、参拝下さいました皆様には心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
ご縁をいただき無住の法泉寺に入りまして10年、参拝者など夢のまた夢、というくらい誰もいらっしゃらなかったのですが、花まつりではお昼を食べる間もないくらい、ひっきりなしお客様がいらっしゃいまして、楽しい時間を過ごす事ができました。嬉しい悲鳴でございました。
来年も皆様と楽しみながらも、更に花まつりの意味を考えられるよう、皆様に、なにかしら心でお持ち帰り頂けるような、本来の仏教行事にブラッシュアップし、法泉寺を盛り上げて参りたいと考えております。
法泉寺再興のため、皆様からの温かいご支援ご協力を、引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。




お釈迦様の誕生をお祝いしましょう!
《 予約不要 自由参加 》
昨年より始めました、お釈迦様誕生日「はなまつり」です。
法泉寺にて、古くからお祀りしている『誕生仏(たんじょうぶつ)』にひしゃくで「甘茶」をかけご供養する、古くから伝わる仏教儀式です。
庭に咲いている花一輪をご持参ください。
(道ばたに咲いている花一輪で構いません)
誕生仏にお供えしてお参りしましょう(無くても大丈夫です)
【場所】法泉寺 本堂前 ※駐車場あり
【日時】
■ぷれ花まつり(彼岸中)
大盛況で終了いたしました
① 3月18日(土)② 3月19日(日)③ 3月21日(祝火)
午前10時 ~ 午後3時まで
■花まつり(灌仏会)
4月8日(土)午前10時~午後3時まで
※開催時間中、いつでもご参拝ください。
【流れ】
1、本堂にお参り
2、誕生仏に花を一輪をお供えする
(お供花は何も無くても大丈夫です)
3、誕生仏に甘茶をかけて合掌
4、甘茶の試飲をご用意しています。
(希望者のみ)
「無病息災」の御利益があるとされています。
5、些細なものですが、お供物をお持ち帰り下さい。
【問い合わせ】
長光山法泉寺 竹内
住所:神奈川県伊勢原市三ノ宮2683
電話:0463ー73ー7355(出られない場合もあります)
✉ :isehara.hosenji@gmail.com
Instagram:@isehara.housenji
Twitter:@isehara_hosenji
花まつり限定御朱印【直書き】
一、「誕生仏と桜」 見開き帳一面直書き
二、「天上天下」 見開き帳二面直書き
※こちら2点は、花まつり、ぷれ花まつりの4日間にご参拝の方にのみ、その場で直接お書き入れ致します。
※書き置きはございません。
※郵送対応はございません。
※大判帳面にはお書き入れ出来ません。
大判帳面は別のものをお書き入れ致しますので個々にご相談下さい。


春限定切り絵御朱印「比々多聖観音春」
ぷれ花まつり参拝者様、先行予約受付
法泉寺 初! 比々多聖観音様の切り絵御朱印が完成致しました。
頒布開始は4/1の予定です。
ぷれ花まつりにご参拝の方については先行予約を受付ます。
春限定です。在庫なくなり次第終了致します。
▶下にあてる紙の色をお選びいただけます。紫、青、黒の三色です。イメージが変わりますので、皆様お好みのカラーをお申し出下さい。


〇 花まつりとは 〇
■お釈迦様の誕生日を祝う仏教の行事
花まつりとは、お釈迦様の誕生日とされる4月8日に行われる、お祝いの仏教行事です。宗派によらず、寺院や仏教系の学校で広く親しまれています。他にも灌仏会(かんぶつえ)、仏生会(ぶっしょうえ)、降誕会(ごうたんえ)、浴仏会(よくぶつえ)などさまざまな呼び方があります。
■奈良時代より
花まつりはもともと、お釈迦様が生まれたとされるインドで広く行われ、その後に中国、そして日本へ伝わったといわれています。日本では奈良時代の誕生仏(花まつりで使われる仏像)が残っていて、この頃すでに花まつりが行われていたと考えられています。
■花御堂を作って仏様へ甘茶を注ぎ、自分たちもいただく
花まつりでは法要に加えて、草花で飾りつけた小さなお堂「花御堂(はなみどう)」を作り、中に誕生仏と呼ばれる仏像を安置します。誕生仏に柄杓(ひしゃく)ですくった甘茶をかけます。これは、お釈迦様ご生誕のとき、ご生誕地(ルンビニー)には花が咲き乱れ、天からは天女が舞い降り、龍が祝福の甘露の雨を降り注いだ、という言い伝えにちなんだものです。
■甘茶
甘茶は基本的に甘味料は入っていませんが、かなり甘いお茶です。甘茶はヤマアジサイの変種である「アマチャ」の葉を乾燥させて煎じたお茶で、お茶そのものに甘みがある飲み物です。
また、花まつりに甘茶をいただくと無病息災で過ごせるともいわれています。
■お釈迦様のエピソード
お釈迦さまは、およそ2500年前、インドの北部・ヒマラヤの麓(現在のネパール)で、カピラ城の城主「浄飯王(じょうぼんおう)」とその妃「摩耶夫人(まやぶにん)」の王子としてお生まれになりました。伝説では、摩耶夫人が胎内に「6本の牙を持つ白い象(ロクゲノビャクゾウ)」が入る夢をみて身ごもった事に気がついたと「托胎霊夢(たくたいれいむ)」といわれています。御生誕の場所はルンビニーという花園で、時はまさに美しい花が咲き香っている季節でした。各寺院では神聖な動物である白い象がお釈迦様をはこんできたことから、花の咲き乱れるルンビニーを現した花御堂を、白い象の上に置きます。
王子が誕生したとき、草花が咲き乱れ、天女が舞い降り、龍が祝福の甘露(かんろ)の雨を降り注ぎ、王子の体を清めました。すると王子はすぐに立ち上がり、七歩あゆまれ『天上天下唯我独尊(てんじょうてんげゆいがどくそん)』といわれたそうです。甘露の雨は神々の祝福であり、七歩あゆんだことは六道、すなわち地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天という輪廻(りんね)の世界を超えたことを意味します。また、『天上天下唯我独尊』とは、人間性の尊厳をいいあらわしたものです。
白い象(六牙の白象 ロクゲノビャクゾウ)
象は、畏敬の対象として仏教では大切にされてきました。
そのなかでも、色素欠乏で生まれた白い象は神聖なものとされています。
また、六本の牙は「六波羅蜜(ろくはらみつ)」という6つの修行を表していると言い伝えられています。
波羅蜜とは悟りを得るために完成させねばならない6つの修行のことです。
つまりお釈迦様を運んできた神聖な百象が6本の牙を持っていたということは、六波羅蜜を完成させた完璧な存在であったということです。
そのなかでも、色素欠乏で生まれた白い象は神聖なものとされています。
また、六本の牙は「六波羅蜜(ろくはらみつ)」という6つの修行を表していると言い伝えられています。
波羅蜜とは悟りを得るために完成させねばならない6つの修行のことです。
つまりお釈迦様を運んできた神聖な百象が6本の牙を持っていたということは、六波羅蜜を完成させた完璧な存在であったということです。
六波羅蜜とは
六波羅蜜とは苦しみから解放されて幸せになるため、悟りを得るための修行の6項目です。
①布施(ふせ):区別なく他人様の役に立つように行動すること
②忍辱(にんにく):どんなことにも耐え忍ぶ強い心を持つこと
③持戒(じかい):自分で決めた決まりを守ること
④精進(しょうじん):努力を惜しまないこと
⑤禅定(ぜんじょう):心身を鍛え、いつも心穏やかに保つこと
⑥智慧(ちえ):慈悲を土台に上記5つの修行で人格を高めること