【七面大菩薩由来】
七面大菩薩は身延山の七面山に鎮座する神様です。
その由来詳細はこちらにありますので省略しますが、当山法泉寺にも資料はありませんが、その昔お寺の裏山の頂き近くにお堂を建立して「七面堂」をお祭りしていたと聞いています。
法泉寺の本堂には七面大菩薩がお祭りされています。その年代の詳細は不明ですが伊勢原の市の調査では江戸時代に作られた物ではないかと言うことです。
こうしたことから考えますと、本堂の七面様は以前裏山の七面堂にお祭りされてたのではないかと考えます。
【七面大菩薩のご利益】
身延七面山は、毎日のように多くの参拝者が登ります。
登詣者の多くは様々な願いと目的を以て登ります。決して楽ではない山道でお題目を唱えながら登る方もいます。
何度も登られる方は口々にこのように言います。「このお山に登る事が出来ると、様々な出来事が有り、結果問題が解決する事がある」
七面山にご縁がある方は自ずと登る事が出来るが、縁がないと決して登り切ることが出来ないとも言われます。
七面様のご利益は苦労して山を登り切り神様に願いを伝えることに意味があると思います。
【法泉寺の七面様】
法泉寺の「七面大菩薩」はその昔お寺の裏山を七面山と見立て祠に祭られ、身延山や七面山には行かれなくとも、法泉寺にてお参りが出来る場所であったと伝えられています。
現在は本堂に祭られていますが、法泉寺に来られた際には是非「七面様」に挨拶・ご参拝下さい。