金継ぎ教室 漆☆
本漆を使った 本格金継ぎ教室
法泉寺人間学校
お気に入りの器 お寺で直してみませんか?
金継ぎとは…
金継ぎ師によって陶器や磁器の割れといった破損部分を漆を用いて修復する技法であり、室町時代からつづく日本古来の伝統工芸の一つです。
主に天然の接着剤である「漆」を使用し、数々の工程を数週間から数ヶ月かけて修復を行います。漆は含まれる成分が空気中の水蒸気によりゆっくり硬化する性質があり、そのため接着剤として古くから修復に用いられていました。(乾燥して固まるのでは無く、湿気を吸って固まります)
液状の漆はかぶれる場合があり注意が必要ですが、ゆっくり硬化した漆は安全性が極めて高く、食事に使う食器の修繕として最適です。接着の強度は博物館等に古い展示品があるように長い歴史が証明しており、あらゆる接着剤の中でも非常に優秀であると言われています。
「金継ぎ」という名のとおり、装飾として漆に撒く塗料に「金粉」が多く用いられますが、「銀粉」を使った銀継ぎ、「黒漆」や「弁柄漆」を使った色漆継ぎ(漆直し、溜め継ぎ)など装飾は多種に渡ります。
法泉寺の金継ぎ教室
簡易漆では無く、本漆を使い、昔ながらの本格的な金継ぎ技術をお伝えしています。
道具はお貸ししていますので、事前のご用意は不要です。
ご自分の道具を揃えたい方には、セットのご用意もございます。(始めから道具の購入は必要ございません)
かぶれ対策は十分に行います。
小学生のお子様と親子でご参加の方、お気に入りの器を自分で修復したい方など、幅広い年代の多くの方がいらっしゃいます。
【日 時】毎週木曜日 10時30分~12時30分
毎週土、日 13時30分~15時30分
(寺の法務の都合で変更の場合あり)
【場 所】長光山法泉寺 客殿
(テーブル椅子席、冷暖房あり)
【修復費】1回2000円~3000円
欠け、割れの状態により、金額・回数は変わります。
【参加人数】各回定員4名
※その日の気温、湿度、漆の状態で変わる修復の微妙なさじ加減を、
ひとりひとり丁寧にお伝えするため、少人数で開催しています。
【持ち物】 エプロン、マスク、飲み物
【講 師】 大塚まさ代先生
【予 約】
下段 人間学校予約カレンダー
※陶磁器の修復だけ先生にご依頼頂く事も可能です。
※会員制ではありませんので、参加できるときにその都度
先生にお支払いとなります。
金継ぎ教室 漆☆
長光山法泉寺
金継ぎ道具セット(希望者のみ)
金継ぎ道具の購入は必要ございません
当教室では、他の生徒さんと先生の道具をシェアして、お使い頂いていますので、金継ぎ道具の購入をする必要なく、手ぶらで、金継ぎ技術を身につける事が出来ます。
(次にお使いになる生徒さんのためにみんなで道具の手入れもしていただいています。手入れの方法も全員にお伝えしています。)
ご自宅で作業を進めたい方や、一通り修復の行程をマスターされ、自分独自に修復を進めたい方など、教室で使っている金継ぎ道具と同じ道具のセットをお求め頂けるようご用意もしております。
ご希望の方は、教室に参加の際にお申し出下さい。
人間学校予約カレンダー
本堂床修繕工事のため、和太鼓フィットネスは休講となります。